TRNSYS18 昼光利用シミュレーションの主な機能
- TRNSYS3D, Rhinoceros/TRNLizardの3Dジオメトリの利用
- DaySIMメソッドの統合に基づくセンサーポイントの動的昼光シミュレーション
- 昼光および温熱モデルにおける日射遮蔽方法の検討
- 昼光率、センサーポイントの照度、または他のルクス値による人工照明の制御
- 照度、昼光率(DF)、昼光自律性(DA)、連続昼光自律性(cDA:continuous Daylight Autonomy)、有用昼光照度(UDI)などの標準的な値のファイル出力
- オンラインプロッターで結果の可視化
TRNSYS18はDaySIMに基づく動的昼光シミュレーションをTRNSYS多数室モデルType56に統合し計算を実現しています。
センサーポイントの照度レベルは、建物モデルの3-Dジオメトリを用いて計算されます。
昼光モデルおよび温熱のシミュレーションは、様々な方針の制御可能な日射遮蔽の構成を考慮する事が可能です。
実際の建物の環境と同様に、新しく実装された昼光シミュレーションでは、利用可能な昼光照度に基づいて人工照明制御を制御します。
オン/オフによるヒステリシス制御、調光制御、その両方の組み合わせを用いた検討や、ゾーンを複数の領域に分けて検討するといったことが可能です。