CO2 of SolarDesigner

Article

bind_43.jpgCO2排出量を求めてみましょう。

負荷量からCO2排出量を求めてみましょう。
冷暖房をたくさん使う建物は、CO2を多く排出します。
ここでは、ライフスタイルが反映されていませんが、機器や人間からも発熱するので、ライフスタイルも考慮する必要があります。

base1_fig.gif

モデル1(断熱材なし)

材料
断熱材なし

(モデル1と同じ)

通常換気
0.5回/h
開口部
単板ガラス

ケース8(各種変更)

材料
室外側に断熱材を設定

(ケース1と同じ)

夜間換気
設定
開口部
普通複層ガラス(A12)

計算結果

case8_co2.gifCO2排出量

濃い赤と青の棒グラフが、モデル1のグラフです。
ピンクと水色の棒グラフが、ケース8のグラフです。
断熱材を配置していない[ モデル1 ]の場合は、CO2排出量に換算すると、年間を通して728kg-CO2です。
対して、材料、換気、開口部の考慮した [ ケース8 ] では、179kg-CO2と減っていることが分かります。
材料や、換気を変えることで、空調の負荷、CO2排出量が減少することが分かります。

計算条件

建物形状
幅12(m), 奥行き6(m), 高さ2.6(m), 方位0(°)
開口部
南 幅8.0(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
東 幅6.5(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
西 幅6.5(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
北 幅6.5(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
日射吸収率
[室内側] 0.4, [室外側] 0.6 [天井室外側] 0.2
コンクリート180mm
押出発泡ポリスチレンフォーム45mm
天井
コンクリート180mm
押出発泡ポリスチレンフォーム45mm
合板12mm
コンクリート180mm
押出発泡ポリスチレンフォーム45mm
ガラス
日射透過率 0.856, 日射透過係数100(%)
空調スケジュール
6時から18時まで
冷房設定温度
28度
暖房設定温度
18度

壁、天井、床の材料の並びは室内側、室外側の順です。