CO2排出量を求めてみましょう。
負荷量からCO2排出量を求めてみましょう。
冷暖房をたくさん使う建物は、CO2を多く排出します。
ここでは、ライフスタイルが反映されていませんが、機器や人間からも発熱するので、ライフスタイルも考慮する必要があります。
モデル1(断熱材なし)
材料 |
断熱材なし
(モデル1と同じ) |
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通常換気 |
0.5回/h
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開口部 |
単板ガラス
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ケース8(各種変更)
材料 |
室外側に断熱材を設定
(ケース1と同じ) |
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夜間換気 |
設定
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開口部 |
普通複層ガラス(A12)
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計算結果
CO2排出量
濃い赤と青の棒グラフが、モデル1のグラフです。
ピンクと水色の棒グラフが、ケース8のグラフです。
断熱材を配置していない[ モデル1 ]の場合は、CO2排出量に換算すると、年間を通して728kg-CO2です。
対して、材料、換気、開口部の考慮した [ ケース8 ] では、179kg-CO2と減っていることが分かります。
材料や、換気を変えることで、空調の負荷、CO2排出量が減少することが分かります。
計算条件
建物形状 |
幅12(m), 奥行き6(m), 高さ2.6(m), 方位0(°)
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開口部 |
南 幅8.0(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
東 幅6.5(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
西 幅6.5(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
北 幅6.5(m), 高さ2.3(m), 腰壁高さ0.0(m), 左からの位置0.25(m)
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日射吸収率 |
[室内側] 0.4, [室外側] 0.6 [天井室外側] 0.2
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壁 |
コンクリート180mm
押出発泡ポリスチレンフォーム45mm
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天井 |
コンクリート180mm
押出発泡ポリスチレンフォーム45mm
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床 |
合板12mm
コンクリート180mm
押出発泡ポリスチレンフォーム45mm
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ガラス |
日射透過率 0.856, 日射透過係数100(%)
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空調スケジュール |
6時から18時まで
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冷房設定温度 |
28度
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暖房設定温度 |
18度
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壁、天井、床の材料の並びは室内側、室外側の順です。